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2007年09月

フェルトスイーツ

台風真っただ中の実家、仲良しのchieの家にいく。
汗掻きながら2人でちくちくフェルトづくり。とっても器用な彼女から作り方を教えてもらう。

いろいろなクッキー。いっぱい作ってお菓子屋さんやろう!なんて意外に乙女チックな発言に自分で驚く。笑
途中で素材の買い足しに行って脱線したり。久々の大人同士、貴重な時間を楽しむ。

かなりはまって、家に帰ってキャンディーとロールケーキも作った。寒くなったらまたやりたい。
ハンバーグまでご馳走になっちゃって、学生時代のように寛いだ一日。
元気なベビーを産んだらまた一緒にね♪

告知:平出 豊 作品展 "微音のすがた -Tone-"

来たる2007年10月6日(土)〜14日(日) 高崎市のギャラリーART Gにて、平出 豊 作品展「微音のすがた - Tone- 」を開催いたします。
案内状を郵送希望の方はこちらよりご連絡ください。

***** 平出 豊 作品展「微音のすがた - Tone- 」 *****
会期:2007年10月6日(土)〜14日(日)
場所:ギャラリーART G
URL:http://www.hiraide.info/tenrankai/

会期が一週間程となっておりますので、お見逃しなくどうぞ。
ギャラリーART Gは落ち着いた雰囲気の洗練された空間です。今回の新作彫刻も楽しみ!
ちなみに私は週末の13〜14日に訪問予定。
近くにお住まいの方もぜひお気軽に立寄りください。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

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中欧の旅-Praha1:1

夏季休暇を兼ねて、次の仕事までお休みしていた9月。
最大の楽しみである東欧旅行に行ってきました。

チェコは軽井沢での絵本展高崎の人形展をはじめ、本や漫画から受けた影響で憧れが募るばかりだった国。
隣国のオーストリアは小さい頃からバイオリンや歌の習い事をさせてもらった思いもあり。

プラハ→チェスキークロムロフ→ウィーン→プラハ。(写真はチェスキークロムロフ)
空気はもちろんのこと、音楽に美術に雑貨、観たかったものばかり。

航空券と宿泊を別で手配したので苦労した分、旅の一つ一つが楽しめた。
ママと二人7泊9日。夢のように幸福で、今でも目を閉じると瞼に浮かぶ。私にとってそんな贅沢な時間。
下手くそな文章や写真で語ってしまうのが惜しくて、なかなかまとめられない。

   * * *

モスクワ経由で14時間のフライトの後着いたのは、プラハの空港。
空港内にあった乗り合いワゴンに乗り込んで20分も揺られると賑やかな通りへ、
私たちを乗せたその車は石段にガタガタと跳びはね、効率よく市街地の客を送り届けていく。
窓から遠くに見えるプラハ城とモルダウ川に浮いた灯。
暖かい色に照らされた看板たちなど、小さな観光ツアーみたいだった。

   * * *

翌日、朝からトラムに乗って旧市街に出る。
ムステクから国立博物館が見えるヴァーツラフ広場までの道のり途中、本屋さんで地図を買って準備万端!

ハヴェル通りで買ったりんごをかじるママは、私なんかよりずっとプラハっ子。

武器屋の前で遊んだり、ANTIK(骨董品屋)で可愛いエスプレッソカップに出逢ったりして、

旧市街広場に出る。壁面に描かれた絵や建物のつくりに感動。

天文時計の前で知らぬ間にママが激写してくれてたお気に入り写真。※もちろん隣の男性は全く関係ない人。

街角で聴くトランペットやヴァイオリンの音色がとても心地よい。

聖ミクラーシュ教会で夕方開催されるコンサートのチケットを買って、

カレル橋に向かう。

橋の手前で船を浮かべていたおじさん。白く小さめのカモメ。

ずっと頭の中だけで憧れが膨らんでいたその場所を、ゆっくり、ゆっくり。
ざわざわと歩く人の声に混じった楽器の音と匂いを感じながら歩く。

仲良しおじさんたちの演奏、自分たちが楽しむための演奏。洗濯板もステキ!

冷たい空気と少し淀んだ水色の高い空。星の輪っかが可愛い。

モルダウ川の中州の一つにあたるカンパ島にある「ソフの水車」というカフェは、きっと行くって決めてたお店。
さっき歩いたカレル橋を眺めながら大好きなお茶の時間。

カフェの隣にあったカンパミュージアムのでっかい椅子。鴨の親子が沢山いた。

BAZARと呼ばれるガラクタ屋さんや文房具店を物色しながら、ペトジーンの丘へ向かう。
ドアに彩られるお店の飾りがとても可愛い。お金をかけない手作りのオリジナルに惹かれる。

モノレールに乗って着いたそこには広い公園。赤いバラのを写生する男の子。
下る途中には珍しい鳥や散歩中のわんちゃんたち。
眺めのよい場所に立つとプラハ城もカレル橋もPraha3地区にあるテレビ塔も見渡せる。
写真はカプチーノを飲みながら眺めたプラハの町並み。

コンサートのために広場へ戻るとき、緑のユニフォームを来た男のこたちがぞろぞろと同じ方向に。

聖ミクラーシュ教会の天井。フルートとオルガンを聴く。
演目はバッハとビバルディのソナタ。
天窓から入る木漏れ日が壁に映るのを見ていたら、急ぎ足で辿り着いた疲れがどこかにいった。
ゆっくりでいいから今を楽しまなきゃって思いながら教会に響く音に微睡む。

教会から出ると、広場で緑の応援団が吠えていた。(サッカーでチェコ代表が勝ったみたい)

画廊やお店に寄り道しながら、

マリオネット劇場へ。
演目はドン・ジョバンニ。高崎で観た人形たちが動いているのをこんなにも早く生で見れるときが来るなんて!
(ちなみに高崎はチェコのプルゼニュ市と姉妹都市らしい。2003年にパパの展覧会があった旧井上邸や音楽センターはチェコの建築家レーモンドの作品です。)

ずっと続く石畳。そこに写る人の影を見るのが好き。

暗くなったカレル橋。オレンジ色の明かりがとても似合う。

ホイリゲの演奏に浮かれる夕飯。帰ってきたあとにムービーを観て嬉しくなった。

いっぱい歩いた1日目。ホテルのエレベータのアナログさに驚きながらも疲れてよく眠る。

明日もプラハが続きます。

中欧の旅-Praha1:2→3

もー、今週は「世界の車窓から」でチェコを走っててたまらないです。
2日目はプラハ城からスタート。

晴れた空に冷たい空気が気持ちいい。

かわいいひめりんご。クリスマスにはいっぱい活躍するんだろうな。

12時になると交代する兵隊さん。門の前でいくら写真をとられても微動だにしないプロフェッショナル。

お城から見るプラハの街並み。
背伸びしたり壁の穴から何度も覗いたり。カレル橋もよく見える。

塀や看板、何気ないものにデザインを学ぶ。

おもちゃ博物館の前であまーいアイスを食べて一服。隣ではごついお兄さんが錬金術を披露。

劣化した壁の色に惹かれます。

城の真ん中にあたるイジー広場に出る。

聖ヴィート大聖堂の裏側。

鉄扉もかっこいいのだ。全体で見てもすごいけど小さいパーツ一つずつ見てもすごく細かく拘りのある作り。

聖イジー教会は塔の飾りがステキ。

聖ヴィート大聖堂を表から。でっかいゴシック建築。生でみるとその迫力に感極まる。

迷ったりチケットを買い損たりで、やっとのこと辿り着いた黄金の小道。
由来はかつて錬金術師が住んでたって言い伝えからなんだって。カフカが執筆に励んだ家なんかもある。
見たかった2階にはずーっと中世の武器が並ぶ。小学生くらいの男のこたちが興奮してかけまわる。
1階は楽器屋さん、雑貨屋さん、おもちゃ屋さんにギャラリー。6帖くらいの小さなお店たちが続く。

おじさんが奏でるバイオリンを耳にしながら駅へ。

地下鉄でムゼウムに出る。大きい線路の向こうに見えるのはプラハ中央駅。
明日はあの場所からいよいよ世界の車窓から♪

国立博物館。100kcくらいで証明書を手に入れるとカメラマンの資格がもらえちゃう!
ゴージャスな階段でシールを張ったら、関係者きどりで撮りまくり。沢山の石や化石、それから剥製。

上にあるのはでっかいくじらの骨。ものすごい数と種類の多さに興奮。いい素材たちに巡り会えました。

いっぱい観てお疲れのあとはムステクまで歩いて、映画コーヒー&シガレットのカフェで休憩。
乾いた喉を潤すのも兼ねてフレッシュジュース&シガレット。

時間も押してすっかり夕方。でもまだまだ欲張ります。
トラムに乗ってPraha3地区に向かう。BAZARが多くあるという情報をたよりにテレビ塔へ。
黒っぽくみえるのはあかちゃんオブジェ?らしい。それらが天辺に這っている不思議な建物。

17時を過ぎ、お店はほとんど閉まっていたのだけど、かろうじて1件BAZARを物色できた。良さそうな本屋さんも発見。
それから鍵を閉めにきたのに物欲しそうなあたしを見て再びお店を開けてくれた手作り雑貨の優しいおねえさん。ブレスレットを買った。

ワンピースの生地みたいな壁の聖心教会。夕陽が差す芝生のうえで子供たちがじゃれるのを見ながら鐘を聴く。

市街地とは違う風と通りと静かな住宅街の表情。諦めかけたけど、来たかいがあった。つきあってくれてとっても感謝。

小さな食料品屋さんでパンとハム(まじでうまい!)とチキンカツ買って、
もいちど街に戻ってナーロドニー・トゥジーダのパスコ(チェコの大型スーパー)で飲み物を買い足し。
今日はホテルで持ち込みディナー。現地の人になったみたいで楽しい。


中欧の旅-Praha3:2→Ceskykrumlov

この3日間、Praha3のVápenka(昨日訪れたテレビ塔より北側)に泊まっていた。
今日からプラハを出て、列車での移動がはじまる。
トラムで市街地に出る度、点々とあるお店が気になっていたので、朝食を食べた後、ホテルに荷物を預けてトラム3駅分の往復を歩いてみた。
文房具屋さんや手作り雑貨の店、少しずつだけど、かなりの収穫があった。
こんな風に時間調整できるのも、ツアーでなく自由な旅をする醍醐味。時間は無限にある。
なんて調子に乗ってたらすっかりお昼近く...

   * * *

急いでムステクで両替をしてから、ムゼウムへ。高速の横っちょをこわごわ歩いてプラハ中央駅に行く。
ママにはカフェで荷物番をしてもらって、私は窓口に並ぶ。メモと拙い英語で切符を手に入れる。

約145km南の街、チェスキークロムロフまで。(オーストリアとの国境は25kmと近いけど一番近い都市までは直行の列車がない)
さぁ、出発!

列車移動は、この旅行の楽しみの一つ。
プラハを出て1時間もしないうちに携帯が圏外。と同時に窓の外も一気に田舎風景。

チェコは意外にもヨーロッパ一の工業都市らしく、所々に大きな工場を目にする。

ローカル線なので、一人しか乗らないような小さな駅にすぐ止まる。
赤のステッキを持つヒゲの車掌さんがかわいい。

世界の車窓からinチェコ。外の景色に子供のように夢中になってました。

モミの木に囲まれたノエルのような世界が過ぎると小さな街が見えてくる。

洗濯物を干す庭。キラキラ光ってカルティエ財団のときみたライザー・ルーの作品みたい。
とても幸せそうな光景。あたしの家もあんな風に見えてたらいいな。

とても広大な田園風景が続く。なだらかな丘。(日本のように岩のある山はないみたい)

日差しの強い、よく晴れた日。隣でりんごをかじるママ。ごとごとと大きな音をたてて進む列車。
向かい合った6人がけの座席は定員ぎりぎりだったけど、心地がよくて幸せ気分。

車庫だ。何やら少し大きな駅に着く様子。

私たちの前にずっと座っていたクリントイーストウッド似のおじさんも席を立つ。微笑んで降りて行った笑顔がステキだった。

しばらく停車。思い思いの休憩時間。

再び出発。もうすぐかなぁ。

日が傾いてきた。さっきの駅で沢山人が降りたので、撮影もゆったりできる。

牧草地の羊、馬、にわとり。

目線ほど背丈があるトウモロコシ畑。

České Budějovice(結局旅の間一度もちゃんと発音できなかったチェスキー・ブディヨヴィツェ)に到着。ここで一旦乗り換え。

1時間ほど電車待ち。いったん駅を出て一服タイム。

2両しかない小さな電車。19:09分発。ここから更に南(ザルツブルグ方面)に向かいます。

もう夕方。影が伸びてきた。電車を見送る2匹の動物が印象的だった。

ゆっくり空がオレンジ色になって暗くなっていくのを見てました。

日が長いとはいえチェスキークロムロフに着いたときは、既に真っ暗。
危うく乗り越しそうになりながらもなんとか下車。駅前のお店で呼んでもらったタクシーでホテルに向かう。

写真が多過ぎるので、ここまで。
次の記事では、おとぎの国のような街。大好きなチェスキー・クロムロフ夜編(つづき)を載せます。あへー

今日の列車移動経路。プラハ→ターボル→チェスキー・ブディヨヴィツェ→チェスキークロムロフ

中欧の旅-Ceskykrumlov:noc

真っ暗な森を曲がると、ガタガタと細い石畳の坂道を上っていく。
5分ほどタクシーに揺られ着いた先は、チェスキー・クロムロフの中心、スヴォルノステイ広場。右に見えるのが泊まるとこ。
この旅で一番来たかった場所。一番想像がつかなかった場所。

隠れ家みたいなホテルの玄関。スーツケースを置いて、感動を噛み締めて、ひと呼吸したら、さっそくお出かけ。

ほんとに夢の中みたい。
どの時代でどの空間なのか、わからなくなるくらい空想のような現実。
同じ国なのだけど、プラハとは全然違う。

ヴルタヴァ川(モルダウ川)の岸辺。チェスキークロムロフはこの川に囲まれている。
お城の城壁につづく崖。どんな歴史を見てきたんだろう。

ほとりにいたカップル。絵になるな〜 この写真あげたいです。。

沢山の鴨たちが水遊び。この世界を体に染み込ませたくてしばらく浸ってました。

も少し先まで歩いてみると、

チェスキー・クロムロフ城が見えた。

お城の門。朝になったらくぐると決めてUターン。

かわいい看板!!

プラハから通して思っていたこと。
この国の小さなお店たちには、いわゆる日本でいう大量生産の業者が作った看板がない。
オリジナルの手作りかプロが作ったものだけ。
店を愛していることが伝わってくる。オリジナリティが受け手をワクワクさせる。

もう路地がかっこよすぎて。興奮して、ずっとにやけてた。

迷ったあげく川沿いにあるPARKANでご飯。
オープンエアのスペースもあったけど、空気が冷たかったから中でゆっくり。
外にいた陽気なカップルも酒を持って店内に逃げてくる。

店内のお兄さんも気さく。長文英語が通じない私たちにスマイルでわがままを受け入れてくれた。
暖まるスープにご飯、ビール。美味しかったなぁ〜

ごちそうさまでした。

広場に戻ってきた。もう23時すぎ。明日も楽しみ☆

お部屋もステキ。雰囲気にあってる田舎らしいカントリー調の部屋。この部屋の他にもう1部屋あって、目覚ましが置いてあるのが嬉しい。
バスルームもシティーホテル並みの広さと奇麗さで、ゆっくり2回も浸かった。

カメラ、携帯あらゆる充電をして、明日の用意を整えて眠りにつく。
早朝からお散歩したいから、4時間後に目覚ましをかけて。
ほんとにほんとに幸せな気分で眠る。

今日乗ってきた電車のチケット。おやすみなさい。

中欧の旅-Ceskykrumlov:rano

目覚がなる。まだ少し暗い。夜明け途中みたいだ。
顔を洗って一階に朝飯を食べにいく。ハムにチーズにパンに果物。味も種類の多さも満点。欲張っていっぱい食べた。
外に出て冷たい空気に触れながら暖かいコーヒーを飲む。
視界の先にはぱらぱらと広場に集まってくる旅行客たちがいる。

チェックアウト直前まで遊べるよう身仕度を整えたら、スヴォルノティ広場の裏からお散歩。

まだほとんど店が閉まっている中、ボタン屋さんを発見。ラブリーなのを吟味しておじさんに注文する。

おもちゃ箱の中にいるみたいだ。

張り詰めた空気と空想のような街並。石畳を歩く足音と小さな風。
写真よりもずっとリアルに、何度も瞼の奥に蘇る。

入り組んだ路地はどこを向いても楽しい。

ハトの道案内。

理髪橋を歩く。昨日モルダウ川の岸から眺めた城壁も見える。

何かが起こりそうな・・曇り空の似合うクロムロフ城。

星の輪を纏った女性の柔らかい表情。

花が並んだ庭や壁画に見とれる。紋章もかっこいいのです。

日が昇ってきた。

お城で16世紀から飼われている熊たち。食事が済んでお散歩中。残った野菜で小鳥たちも朝ご飯。

こっちは子供。まだ食べるのに夢中!

とても細かく個性的な壁画。レンガも描かれている。第3、4の庭を抜けると、

街が見渡せる。プラシュチョビー橋からの眺め。
手前は昨日佇んだ川岸。その右隣にあるのは旧武器庫。左の奥の塔は市庁舎。

レンズを変えて・・

また覗く。クレッチ山からはどんな風にここが見えるのかな。好奇心が膨らみまくる。

賢者になって冒険にきたような世界。たまらないです。

朝の陽が街をより輝かせる。この後は、あの細長い橋を渡って違うルートを探検。

茶色の壁に似合う赤い花。
この国の配色は大好きだけど、自分で作るには苦手な色。淡かったり可愛いらしいのに組み合わせるとしっかりと世界観を持つ。

何かから守るためなのか、楽しむためなのか、どこを通ってもワクワク。

お城はこれでおしまい。(こんなギャグっぽい像あったっけ・・)

とても細い路地を抜けて、お店が沢山ある道に出る。

77番地あたり。お菓子のようなパンがとっても美味しかった!

お店たちもほぼ開店。賑やかになってきた。

夜に同じ角度で見たこの通りの眺め。

この旅中、ママの影響で2人の芸術家を好きになる。
そのうちの1人、エゴン・シーレ。ここは彼のアートセンター。
向き合うと辛くなるほどの線で描かれた感情豊かな負。
その中でここでしか見ることのできない何枚も描かれたチェスキー・クロムロフの街は、鮮やかで優しく、凛としていた。
生で見られてものすごく感動した。喜ぶママ、興奮する私。ここに来れてよかった。

ぎりぎりまで粘ってチェックアウト。駅まで送ってもらう。
目を細めて愛おしく見送る。本当に素敵な街。さよなら、チェスキー・クロムロフ。

全泊してもよかったと思うくらい。たった一泊だったけど一番濃く思い出の残った場所でした。

次の記事はこの後(午後)の移動風景。チェコを出てオーストリアに向かいます。

中欧の旅-Ceskykrumlov→Wien

正午、気持ちのいい青空。体に染み込むよう空気を深く吸い込んで。
これからチェスキー・クロムロフ駅を出て、ウィーンに向かう。
駅員さんからチケットを買ってはじめて知る旅のルート。Cesky Budejovice-Summerau-Linz Hbf。3回の乗り換えだ。
(切符を買う時に渡してたメモに、WienをWineって書いてたアホです)

宿屋の案内板が可愛くて見て回る。仲良くなった一人旅の女のコと写真の撮りっこ。

1時間待ちで漸く2両の電車がやってくる。

ここから車窓から撮ったお気に入りたち。

古びた建物と線路。煙突がほしいです。

駅ちっちゃ!
そしておばあちゃまのワンピの似合うこと。

小1時間でCesky Budejoviceにつく。

大きな大地に流れる雲が写る。ゆったりと流れる贅沢時間。いい天気だったな〜

Summerauに着く前に国境越えのパスポートチェック。チェコ出国のスタンプは、ご褒美みたいな電車のマーク入り。
ぞろぞろ降りて、前に止まっている車両に乗り換え。オーストリアの入国スタンプも貰う。

材木やたくさんの車積んだ貨物列車に度々すれ違う。

最後の乗り換えはLinz。オーストリアに向かう度どんどん車両が奇麗になってくる。

がたいのよいマダムの止まらないおしゃべりから解放される。日記を書いたり、下調べしたり。

日常風景にほんわか。

ずっと遠くまで続くトウモロコシ畑。

菜の花畑。麦の束とトラクター。たまに見える街と教会。

いつか見たような懐かしい風景。

午後の間中、列車移動。6時間くらい。
目的地はスロバキアの予定だったのだけど、既に日が落ちていたので、思い切ってキャンセル。
急遽ウィーンに宿をとった。

   * * *

チェコよりずっと都会のそこはアスファルトが多くて東京みたいだねって話しながら、
ダウンタウンっぽい匂いのする通りから入った安宿まで歩く。

近くのお店で買ったオリーブの塩辛い味。店番していた少年。ちょっとそわそわしながら眠りにつく。
明日は朝からウィーンの街を見てまわろう。

今日のルート。Ceskykrumlov→Cesky Budejovice→Summerau→Linz Hbf→Wien Westbahnhof

中欧の旅-Wien:1

陽が昇ると昨日のダークな匂いも消えて、健康的な街並になっていた。
クロワッサンと濃いめのコーヒーを飲んだら、地下鉄を乗り継いで予約していたホテルまで荷物を預けにいく。

プラハより緯度が高いウィーンは随分暖かい。
残暑がきていた日本よりは涼しいが、
昨日までの調子でマフラーなんかしていると、汗びっしょりになってしまう。

いくつかの通りを過ぎてリンク内に向かって歩く。日曜だから街が静かでいい。ゆっくりとした時が流れる。
閉まっているお店も窓越しから十分楽しめる。ユーロに怯えるわたしにはこれで充分。

朝の日差しが眩しい。
秋の始まりらしく真っ青の空に薄いほうき雲。ほんのり葉も色づいている。
シーレ&クリムトのレオポルトミュージアムの看板。

これは自然博物館。向かいにほとんど同じ建物の美術史博物館がある。私たちが見たのは美術の方。

マリア・テレジアと騎士たち。少女時代の肖像画がものすごく綺麗だった。

美術館の門。中は15〜18世紀の大きな名画で埋め尽くされていてその数は尋常でない。
ピーテル・ブリューゲルのラピュタのような世界。
その弟のヤン・ブリューゲルが描く黒に引き立つ乾いた花。
ジャン・フーケが描く肖像画のたまらない表情。失神するくらい惚れました。

ゲルストナーKHM。美術館の2階にあるカフェ。

どこを観ても抜けのない豪華な装飾に圧巻。

ドーム型の天井にくらくら。どうやって作ったのかなぁ。細かいレリーフが対象に張り巡らされている。

クリームたっぷりのカプチーノをいただいた。
私の大好きなお茶の時間。この旅中、何回目だろう。
少し濃いめのコーヒーと煙草。少しの会話とゆっくりと流れる時。それだけで贅沢だ。

メインのレオポルトに行く前に国立美術館でお腹いっぱい。集中しすぎる美術館の梯子には体力がいる(日本でも)

芝生に座ってのんびり。犬とごろごろする女の子。本を読みふける人。とても気持ちがいい。

何やら賑やかな音色が聞こえてくる。音に近づいていくとパレードだ!

どうやら収穫祭。日曜にきて大当たり。
(お店を廻りたいチェコは平日、イベントを求めるオーストリアは週末、という計画だったのだ)

王宮に向かって歩ていくと更にお祭りが賑やかになっていく。
昼間からビール飲んでおつまみを頬張ってお花に囲まれて・・皆いい笑顔です。

色とりどりの花や実を早いものがちで抜いていく。沢山のトラックに積まれていて奪い合いになることもない。

とっても鮮やかなフラワーアレンジメント。かわいいダンドゥールを纏ったおばさまたち。

手作りのフェルト屋さん。

ブラスバンドの演奏を聞きながら、たくさんの出店をまわって行く。

あたしの鞄にもママが選んでくれたお花たち。えへへ。

スイス宮の前。101匹わんちゃんみたいなブチ柄のお馬さんはスタイルも抜群。

おちゃめなおじさんモーツァルト。

すてきなランプとレリーフにみとれる。

耳つきのかわゆいほっかむりですね。

ミヒャエル広場。レンズの広角+建物自体が円弧になっていて面白い絵になる。

とても大きなシュテファン寺院。大きな建物に写る影がかっこいい。

日用雑貨屋さんに売っている甘ったるい菓子パンと対照的に街のクロワッサンはさっぱり味で日本人向け。

ジェラートも激うまかった。

やっぱり写真を撮る後姿って楽しいなー。(師匠みう○じゅん)

オペラ座に着いた頃には日が陰ってきた。
[そういえば先週講演終了してしまったドレスデン国立歌劇場「ばらの騎士」でゾフィー役を演じていた森麻季さん。以前オフィシャルサイトのデザインをお手伝いさせていただいたときに一度お会いしたけど、とても素敵な方でした。来年こそは生の歌声を聞きにいきたいです。]

ここからトラムで気ままツアー。暗くなった頃に地下鉄乗ってKattenbruckengasseへ戻る。

明日は、ウィーンを出てプラハへ戻る。いよいよ観光最終日。

中欧の旅-Wien:2→Praha1:3

ウィーン2日目。今日はプラハに戻る。
ホテルから歩いて10分ほどにあるナッシュマルクトという市場に寄っていく。

国内でも海外でも必ず行く市場。ほんとに好きだなぁと思う。

ガラガラとスーツケースを引っぱりながらマーケットを物色。土曜日はバザーもやっているらしい。

チーズ入りの美味しそうなお惣菜もいっぱい。お土産に買ったサラミがとっても美味しかった。

向こうのワンコはほんとにいいこが多い。買い物中のご主人様を隣でお座りして待っている。

有名な市場のせいか観光客目当ての商売に慣れていて、ときおり日本語で話しかけられる。

色とりどりのお花屋さんの前でお茶タイム。

地下鉄でWien Westbahnhof駅に移動。
到着駅と出発駅が違うとは知らずチケットを買ってから更にトラムで移動。Wien Sudbhnhof駅へ。
時間に余裕をもってよかった・・

駅に大きく飾られたクリムトの絵。駅のオープンカフェでお茶をしながら出発時間を待つ。

オーストリア国鉄ÖBBの特急に乗って3時間。

ルートは行きと全く違ってブルノを経由。半分の時間で着く。

ガタゴトうるさい音をさせるローカル線と違って、風景があっというまに通り過ぎて行く。ちょっと寂しいけど、ぐんぐん進む。車内も快適。

行き損ねたスロバキア行きの車両はこんな落書きでいっぱい。
ブラティスラヴァにほど近い場所を通っていたせいか沢山見た。また今度行くぞー

ブルノ駅に着いた。プラハまであと半分だ。

電車の中から見る1分間のブルノ観光。

いい秋空でした。

日が暮れていく。

プラハに帰ってきた。列車の旅はこれで終わり。ありがとうスメタナ号。

トラムに乗って市街地に向かっているとき、
到着した日と同じ、プラハ城に月が出ていて、泣きそうになった。

ホテルに荷物を置いて、広場に向かう。

プラハの夜はほんとに輝いて嬉しかった。

言葉で言い表せないけど、妙に落ち着く。

相変わらず気温は低いのだけど、オレンジ色の明かりで照らされた石畳に温もりを感じる。

ママが口ずさんでいたスメタナ「わが祖国」のメロディーが耳に残る。

この旅中、動けなくなるのが嫌で私自身はアルコール抜きだったのだけど、
最終日ということで2人で乾杯。最高にうまいビールの味。

国立劇場の前。トラムの18番。何度乗っただろうか。この風景が好きです。

ここに帰ってこれてよかったな。おやすみ、プラハ最後の夜。

行くまでわからなかったこの旅のルートは最終的にこんな感じでした。たくさんの素晴らしい景色が見れて幸せ。

本日のルート(青部分):Wien Sudbhnhof→Brno→Praha

中欧の旅-Praha1:4・帰国

朝がきた。
昨日ビールを飲んだせいで、ホテルに帰ったとたん爆睡してしまったのにもかかわらず、
出発1時間前、スイッチが入ったように起きる。
用意を済ませ、朝食がくるまでの20分間、散歩に出る。

何かがやってくるような空。
あの透き通るような冷たい空気が味わえるなら寒いところもいいな。

ふと感じる幸せから大切なものも苦手なものさも自分を形成する全ての糧を愛せるときに似た清々しい気持ち。
この国がどんな時代を通り過ぎてきたのだとしても、わたしは今ここが好きだ。そんな風に思った。

雨が降ってきた。(旅に出るとほぼ快晴で帰りだけ雨が降る。心情かしら・・)
カメラをコートで包んで早足に歩く。

ただカレル橋とプラハ城を見たくて。

戻ったらちょうど朝食が運ばれていて、歩きながら見た空や通勤ラッシュで渋滞していた街の様子を聞いてもらいながらお茶を飲んだ。
雨で冷えた体もすぐに暖まる。

手配してあったワゴンタクシーが迎えにきた。さよならプラハ。

離陸する頃にはすっかり雨があがって、上空から見たチェコはチェスキークロムロフで見たシーレの絵の色によく似ていた。
街と畑が絵の具ように散りばめられていて本当に美しかった。

モスクワから発つときの素晴らしい夕陽。地平線ではなく雲の中に輝きながら消えていく。

親子女2人旅。一昨年は長野、去年は九州5県、今年は中欧2ヶ国。
ハードルが上がって苦労もしたけど、1番行きたかった場所に一緒に行けて幸せ。わがままにつきあってくれて心から感謝。
ほんとにほんとに色んなものをもらった素敵な旅でした!
来年はゆっくり温泉かなぁ、今から楽しみ。

石の教会

Yes、プッシュしまくってます。(もんじろうルー語風味より - 練馬ザ語もあるよ)
チェコ更新に時間をかけすぎて、いまだ9月で時が止まっているこのブログ。
日記はゆっくり書いてもいいのだけど、たまにリアルタイムに書きたいことがあると都合悪い。
といいつつもTwitterやるほどマメじゃないので、徐々に追いつきたいと思います・・

さてさて、お休みの続きをいくつか。
まずは最近よく仕事が一緒だった先輩の結婚式。場所は石の教会
別名内村鑑三記念堂、蔦の這う石壁がすてき。沢山のカップルが下見に来てました。
雨がしとしと、軽井沢。岩塩包みの肉がうまかった。

次の日も3人で軽井沢までお茶を飲みに。
低い雲に覆われた妙義山。中国のように切立った山肌がいつ見ても魅力的。

Yokohama Boogie

横浜に戻ってきたら、あぁお休みが終わるんだなって現実に引き戻された残りの休日。
関内のZAIMYokohama Boogieを観にいく。

紹介してもらった関次俊雄さんの作品は古新聞で紡がれた「横浜波止場」。
写真はDominik Lejmanさんの「A Thin Line」。
1ルームにそれぞれの独立したスペースが割り当てられた贅沢な展示。15人それぞれが全く違う個性的な世界観で面白かったです。

昭和初期に建造されたZAIMは外観もかっこいい。1階のカフェでゆっくりお茶して帰る。

* HATCH ART企画vol.3 YOKOHAMA BOOGIE UNDER THE INFLUENCE展 *
会期:2007年9月14日(金)~30日(日)
場所:ZAIM別館2,3F
URL:http://yoko-boogie.jugem.jp/
+Diary

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by あずさ
at 2007.11.13 11:15

>agata うわーん、えぐっえぐっ ほん...
by anzu
at 2007.11.14 1:18

なんてかわいい建物たち!!! ほ...
by ちえ
at 2007.11.17 21:42

シーレのシアターのある街ってここ...
by Kaolita
at 2007.11.19 12:58

>ちえ えへへ、一番見せたかった場...
by anzu
at 2007.11.20 1:36

チェコ最高だねぇ。 ビールだよ!...
by みかん
at 2007.11. 4 18:36

おおっと、この旅はザルツブルグに...
by anzu
at 2007.11. 5 0:50

ただいま~ 昨日退院してきました...
by ちえ
at 2007.11. 5 16:20

おかえり〜! 家戻ってから調子は...
by anzu
at 2007.11. 7 0:57

家族全員娘っこに夢中だよ。 3連...
by ちえ
at 2007.11.10 17:19

うん!ぷにぷにしにいく! 寒くな...
by anzu
at 2007.11.11 1:14

RPGだね・・・。 飛行機嫌いな...
by Kaolita
at 2007.11.19 13:04

ありがとう。ブローチは豊さんの作...
by anzu
at 2007.11.22 21:11

あーんやばい。思い出して涙・・ ...
by agata
at 2007.10.30 10:45

あたしもー涙(;_;) あの場所に帰...
by anzu
at 2007.11. 1 0:52

あぁ・・・。 耳から久石譲のあの...
by Kaolita
at 2007.11.19 13:08

大聖堂いいね。つくりがほんとうに...
by ちえ
at 2007.10.28 20:41

わーい!写真の載せ過ぎでくそ重い...
by anzu
at 2007.10.30 1:14

この間はお土産ありがとう そうた...
by ちえ
at 2007.10.13 20:34

でへー、写真整理してるだけでハッ...
by anzu
at 2007.10.14 0:40

プラハ最高だねぇ~。 学生の時に...
by みかん
at 2007.10.14 19:17

げええええええ!!!! ぎゃああ...
by agata
at 2007.10.18 19:14

>みかん わぁ!行ったことあるんだ...
by anzu
at 2007.10.20 14:59

私も4年前かな、母と2人旅しまし...
by kaolita
at 2007.10.23 23:04

縦断!すごーい。主要都市有名なと...
by anzu
at 2007.10.26 1:17

あんずも江国香織好き? 私は大好...
by Kaolita
at 2007.11.19 13:14

書き込み遅くなってゴメン!! 寒...
by ちえ
at 2007.09.30 10:22

まったくだ!ぬくぬく暖かい部屋で...
by anzu
at 2007.10. 2 0:08

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