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2008年06月

夜顔

GW最終日、「夜顔」を観た。
カトリーヌ・ドヌーヴが38年前に演じた「昼顔」の続編。

大人過ぎて感情移入はできないけど、
とてもお洒落で上品な映画でした。(と、さくらんを観て余計に思た)
オープニングも素敵。99歳の監督ってすげーなぁ。

次の狙いはアイム・ノット・ゼアと靖国。
昨日はテレ朝で即買いした"世界の車窓から-チェコ・スロバキア編"を観て、鼻水垂れ流してました。
見逃したサラエボの花(予告だけで泣けた)、レンブラントの夜警、ダージリン急行、いのちの食べ方もDVDが出たら観るぞー

あと、NHKのプロフェッショナル「高嶋由美子」さんの再放送(火曜25時)はぜひ観るといいです。惚れます。

ウルビーノのヴィーナス展

ここ最近はバリバリ稼働中。夜昼なく忙しない日々が続いてます。

記事は先月。小雨の降る土曜、ウルビーノのヴィーナス展を観にいった。
神話ごとに区切られた展示。1つの神話をたくさんの画家が、様々なシーンで切り取って語る。
・角柱にもたれるヴィーナス
・日本初公開のティツィアーノのウルビーノのヴィーナス、キューピッド・犬・ウズラを伴うヴィーナス
・カラッチのヴィーナスとキューピッド
・ヴァザーリの2羽のハトに曳かれたヴィーナスの凱旋車
・ラファエッロ・ヴァンニのキューピッドを鎮める「賢明」
なんて滑らかで、繊細で、冷たい。
時代背景なのかな、光に見立てた女神やキューピッドの隣には常に陰。

カメオに群がる人々を背に、相変わらず書物の虜。
流れるようなスクリプト書体と、装丁や挿絵の金箔押しの使い方がとても素敵。
左右対称にハルピュイアの注ぎ口がついた水差しもかっこよかった。インディージョーンズで出てくるような聖杯にもドキドキ。
中でもアレッサンド・アッローリの素描はやばかった。細いペンと裏打ちされた紙。
現代のキャラクターで存在したらどんなに興奮するだろうな。

それにしても神話といえど、恋して傷ついたり、欲のために争ったり、人間臭さたっぷりなのがおかしい。
敢えて現実に近くづけることで、神の存在をより近くに感じたのか。戒めなのか。
アトリビュートの意味と同じように、絵そのものがメッセージ。
思っていたよりもお話の中にぐいぐい入れて、蘊蓄を知ればしるほど面白い、ならではの展覧会でした。
普段より女性客が圧倒的に多かったのも印象的。

ところで上野もリニューアルされて、駐車場に出るルートが随分便利になった。
激楽しみなコロー展は来週から。上野の森美術館では最後のマンガ展、藝大美術館ではバウハウス。早め出発して寄りたいところ。

***** ウルビーノのヴィーナス展 *****
会期:2007年3月4日~2007年5月18日
場所:国立西洋美術館
URL:http://www.venus2008.jp/



モディリアーニ展

会社帰り、駆け込みでモディリアーニ展。

ラクガキのようなスケッチに始まって、名作の油絵まで。
現実離れしているのに、どこかで会ったような人たちばかり。
とても人間らしく感じるのは、表情だけでなく、対象人物の心中や暮らしぶり、人生が写し出されてるから。
本質に加えて彼の思いも反映されている肖像画は、時に悲しく、汚く、とても穏やか。
似顔絵のようで見ていて楽しい。
師匠に「写実なんてなんの意味もない」と言われたことがあったけど、こういうことなんだ、と実感。

いつものように気に入った作品をメモ。
「ベアトリス・ヘイスティングス」、愛嬌いっぱいの「ディエゴ・リベラ」、「女の肖像(マリー・ローランサン)」、可愛く気品高い「黒いドレスの女」、それと対照的な表情の「女の胸像(カフェ・コンセールの歌手)」、「珊瑚の首飾りの女」、「レオポルト・ズボロスキ」、「赤毛の若い娘」、「ジャンヌ・エピュテルヌ」彼女を描く絵はいつも優しい。
青と緑とオレンジの使い方も素敵でした。

私が今、モディリアーニに肖像画を描いてもらう機会があったら、どんな顔をしているんだろうか。
完成した絵が理想の表情であるように、生き方も見つめていかないとね、そんなことを思いながらいつもの電車に揺られた。

***** モディリアーニ展2008 *****
会期:2008年3月26日(水)~6月9日(月)
場所:国立新美術館
URL:http://modi2008.jp/



アンティエ・グルメス展

とんぼ返りで実家帰省。
アンティエ・グルメス展に行く。
久しぶりの中之沢美術館。赤城山の森の中にある素敵な空間です。

新潟在住のドイツ人であるアンティエさんの作品はとても女性らしく繊細なおとぎの国の世界。
深い水色の中に彼女の世界が広がっていく。
2階の展示には卵の殻や石にペイントされた動物たち。絵本を読んでいるみたい。

この日は美術館の会員交流会の開催日。
着いた時にはちょうど、ちづこさんのシャンソンライブ中。とっても気持ちよさそう。
鎌に焼き物に手芸品にお菓子。たくさんの両親のお友達たちが笑顔で声をかけてくれて嬉しくなった。

ご近所の不思議なお宅にも散策。

手作り石窯いいなぁ。

緑と太陽をいっぱい吸い込んで。
追い込み前のつかの間の休日、癒してくれてありがとう。

***** アンティエ・グルメス個展 -内なる旅- *****
会期:2008年4月13日(水)~6月29日(月)
場所:中之沢美術館
URL:http://www13.plala.or.jp/nakanosawa/



ポルセッコのピザ

さっそく行ってきました。
魔法のソースにはまりまくり。苦手気味な生野菜があんなに食べれちゃうなんて。
ピザも、もっちもち。まじでうまい!ヨダレたれます。

稼働中の贅沢な滋養強壮。シェフと夜中の招集に大感謝。おかげさまで走りきれました。
今のいちおし、恵比寿のポルセッコ。イタリアン好きの人はぜひご一緒に。

木村 明ガラス展

前橋で、木村 明氏のガラス展を観てきた。
どっしりとした頑丈な佇まいに優しいディティール。人柄そのもの、だと思う。
エントランスに展示していた作品の奇麗な発色に見とれました。
こちらは許可をいただいて撮影した翼のある花器。

素敵な一夜漬けガラスとタンブラーと迷いつつ器を1つ購入、個性的な曲線のサラダボウルも買ってもらった。
透き通ったお皿はきっと夏を涼しくしてくれる。お料理するのが楽しみ。

木村さんの作品はいつか揃えたいキッチン用具の1つ。
大事にしているプレゼントに仲間入り。少しずつ増えていくといいなぁ。

***** 木村 明ガラス展 *****
会期:2008年6月21日(土)~29日(日)
場所:ノイエス朝日 スペース1・2
URL:http://www.neues-asahi.jp/



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